LB リンパ・バランシングについて

リンパ・バランシング(LB)は手技によるリンパの排出テクニックで、内科的、整形外科的原因で引き起こされる浮腫に対処するだけでなく、体液循環の促進による健康増進に幅広く応用できます。
Drケリーは、主流のリンパ排出法を網羅的に学んで臨床に応用してきました。ボッダー法(1930年代にフランスでDr. Emil Vodderが開発し、現在でも世界中で教えられている)、リンパ・ドレナージュ・セラピー(Bruno Chikly MD, DOが開発し、自身で公認教育プログラムも構築)、リュードック法 (Dr. Albert Leduc PT, PhDが開発したリンパ浮腫の治療法) 、整形外科的リンパ・パンピング法(オステオパシー大学のカリキュラム)などです。

これらをベースとして、独自に臨床的効果の高い評価と治療法をまとめたのが、リンパ・バランシングです。パンピング、エフルラージュ(軽擦)、リンパ節テクニック、再吸収テクニックなどを総合的に含み、波のような動きによりリンパの流れと静脈への再吸収を促進します。解剖、生理学の詳細な知識を、手技治療およびエネルギー的治療に直接利用するユニークなメソッドです。
Drケリーはこれまでにもリンパ療法を指導してきましたが、本セミナーは、エネルギー療法を組み込んで新たに構築された日本初公開の最新コースです。

リンパ・バランシング・セミナーの全コース

リンパ・バランシング・トータルボディ編 LBTB :Lymphatic Balancing Total Body Approach

全身性の問題やウェルネスに役立つ手法です。新患に対する初めての治療やメンテナンスを希望する患者にも適しています。全身を評価し、治療します。本年4月14~16日開催。

リンパ・バランシング下半身編 LBLQ :Lymphatic Balancing; Lower Quadrant

下腹部、腰部、骨盤、下肢の局所的問題を特定し、過剰な水分を排出する治療をします。本年秋に開催予定です。

リンパ・バランシング上半身編 LBUQ :Lymphatic Balancing; Upper Quadrant

頭蓋、頸椎、胸椎、胸郭、上腹部、上肢の局所的問題を特定し、過剰な水分を排出する治療をします。