TBBトータルボディ・バランシングとは、ジョン・ワーナムDO (John Wernham D.O.)がボディ・アジャストメントと称して臨床で実践し、教えていた手法を手掛かりに、Drケリーが構築したものです。全身評価と5つのフェーズの治療アプローチがあります。TBBは長いテコ(腕、脚、頭/頸、体幹)を使い、リズミカルなモービリゼーションで、筋肉、膜、関節包、靱帯のテンションをリリースし、血液循環、神経、エネルギーの流れを改善します。これにより交感神経、副交感神経の活動を正常化します。
治療者にとって長いテコは、より少ない力で最大限の効果を得られるという利点があります。また、長いテコによるリズミカルなモービリゼーションは、リンパ系、内臓系、頭蓋仙骨系、筋膜系、筋骨格系など全身のシステムに影響を与え、特定部位の治療を全身的に統合し、補完します。ゆえにTBBは、最大限のアプローチと呼ぶことができ、身体を全体的に治療するのです。
セミナーでは、ARTSによる全身評価を習得し、5つのフェーズの全身治療の手順である「トータルボディ・バランシング」を学びます。TBBは患者の生体力学的構造に焦点を当て、筋緊張、膜緊張(リンパ系、頭蓋仙骨形系、内臓系などへの膜の影響を含む)を減少させ、適切な関節の生体力学を回復させて機能的可動域を増加させ、テンションラインと姿勢アラインメントのバランスを改善させます。
TBBは、内臓のモビリティ/モチリティを均整化し、血液、リンパ、体液、神経、エネルギーの流れを改善することで、腫脹や痛みを減少させ、患者の生理学的機能も改善します。治療の現場ですぐに患者の痛みと機能の改善が見られるでしょう。
TBBは背部痛、座骨神経痛、頸の痛み、頭痛、肋骨痛、上肢・下肢の整形外科的機能障害、腫脹、悪い姿勢などの症状に対し用いることができます。また、やさしく効果的なアプローチのため、小児、高齢者、スポーツ外傷、自動車事故、軽い整形外科的症状、呼吸症状、神経症状の患者にも対処することができます。
セミナーでは、各々の評価と治療テクニックを豊富な図解入りのマニュアルで説明しています。セミナーは、理論、デモンストレーション、実技練習の要素があり、実技は参加者同士での練習を行い、質問と復習の時間も組み込まれています。
 
 
基礎編
TBB1は、ARTSのうち、ARSに焦点を当てた全身評価を学びます。また、リズミカルなモービリゼーション治療のテンプレートである、仰臥位、腹臥位、側臥位、座位による5つのフェーズ・テクニックを学びます。
TBBは長いテコ(腕、脚、頭/頸、体幹)を使い、リズミカルなモービリゼーションで、筋肉、膜、関節包、靱帯のテンションをリリースし、血液循環、神経、エネルギーの流れを改善します。これにより身体のホメオスタシスを保持し、健康を促進します。
交感神経、副交感神経の活動を正常化します。
治療者にとって長いテコは、より少ない力で最大限の効果を得られるという利点があります。また、長いテコによるリズミカルなモービリゼーションは、リンパ系、内臓系、頭蓋仙骨系、筋膜系、筋骨格系など全身のシステムに影響を与え、特定の治療を統合し、全体的に補完します。ゆえにTBBは、最大限のアプローチと呼ぶことができ、身体を全体的に治療するのです。
オステオパシーと哲学、TBBの一般概念と原理を学びます。
全身評価のやり方と記録方法を学ぶ。これには姿勢の非対称性、自動的、受動的可動域(脊椎、胸郭、骨盤/仙骨、上肢下肢、横隔膜)、オステオパシー/整形外科的な特定検査法が含まれます。
全身のTBBのテンプレート治療を仰臥位、腹臥位、側臥位、座位で行う方法を学びます。これがTBB治療の基本型である
 
 
アドバンスの仰臥位、腹臥位テクニック
TBB2では、TBB1の概念と原則を復習し、さらに広げていきます。ARTS評価の方法を拡充し、脊椎、胸郭、骨盤/仙骨、上肢下肢、内臓への理解を深めます。TBB2では、仰臥位と腹臥位、それぞれ単独で、全身の評価と治療をする方法を学びます。患者が座位や側臥位になれない状況では、これは非常に役に立つ技術です。治療テクニックは、仰臥位と腹臥位での新たな長いテコのモービリゼーション・テクニックを学びます。
TBB1の全身評価と治療の手順を復習し、強化します。
TBB1の評価法に加えて、仰臥位と腹臥位での新たなARTS評価法を学びます。
仰臥位と腹臥位での応用的な長いテコのモービリゼーション・テクニックを学びます。
TBB1の全身評価と治療の手順を復習し、強化する。
TBB1の評価法に加えて、仰臥位と腹臥位での新たなARTS評価法を学ぶ。
仰臥位と腹臥位での応用的な長いテコのモービリゼーション・テクニックを学ぶ。
 
 
アドバンスの側臥位、座位テクニック
TBB3では、TBB1とTBB2の概念と原則を復習し、さらに広げていきます。ARTS評価の方法を拡充し、脊椎、胸郭、骨盤/仙骨、上肢下肢、内臓への理解を深めます。TBB3では、側臥位と座位、それぞれ単独で、全身の評価と治療をする方法を学びます。患者が仰臥位や腹臥位になれない状況では、これは非常に役に立つ技術です。治療テクニックは、側臥位と座位での新たな長いテコのモービリゼーション・テクニックを学びます。
TBB1 の全身評価と治療の手順を復習し、強化します。
TBB1とTBB2の評価法に加えて、側臥位と座位での新たなARTS評価法を学びます。
TBB3の目的は、患者の必要に応じて、仰臥位、腹臥位、側臥位、座位の単独姿勢において全身評価を完全にできるようにすることです